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2010年8月17日 (火)

上田のツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンと言っても、一般の方は何のことかご存じないのではないでしょうか。
ヒョウモンチョウと呼ばれる蝶の一種です。このページにツマグロヒョウモンの写真が沢山ありましたので、よろしければ参照ください。
なかなかきれいな蝶ですし、都市型の生息分布をしていますので、蝶に興味のある方ですと必ず知っている蝶だと思います。

このツマグロヒョウモンが、上田でも最近非常に数多く見られます。

Tsumaguro1

Tsumaguro2

上田城跡公園にて撮影したツマグロヒョウモンの♂です。より特徴的な翅の模様をしている♀も飛んでいたのですが、撮影できませんでした。

ツマグロヒョウモンは南方系の蝶でして、私が子供の頃は図鑑でしか見ることができないあこがれの蝶でした。上田の冬はツマグロヒョウモンには厳しく、越冬することができないとされていました。
それが今、上田城跡公園で1・2位を争うくらいに、数多く見られる蝶になっているのです。

ツマグロヒョウモンの生息域の北上は長野県内だけではなく、東北地方にまで及んでいるようでして、温暖化の指標として調査している研究者の方も居るようです。確かに、ここ数年の上田の冬は雪が少なく温暖化傾向であると言えます。
ツマグロヒョウモンが目を楽しませてくれるのは良いのですが、あまりに急な生態系の変化に少々不安を感じてなりません。

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自然」カテゴリの記事

コメント

飯島商店様
初めまして、私は神奈川県在住のwakasamaです。
こちらのHPはKokuzo(H氏)の越畑ヒルズから知りました。
今でも東御市には良く来ていますが、もうしばらくすると東御市住人になります。
自然カテゴリーでツマグロヒョウモンが掲載してあったので、遊びにきました。
スミレ科を幼虫の食草とするため、首都圏では冬でもプランターのパンジー等で生育する幼虫がいます。温暖化+食草が本種の北上を後押ししているようです。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: wakasama | 2010年11月 7日 (日) 20時37分

wakasama様
貴重な情報ありがとうございます。
ナガサキアゲハの例もあり、温暖化による生息域北上は確実に進んでいるのでしょう。

それにしても、ツマグロヒョウモンのメスは毒蝶のカバマダラに擬態していると言われます。しかし、ここまで北上が進んではカバマダラの生息域から遠く離れすぎていますし、擬態している価値は皆無です。擬態は外敵からの防御のための機能のはずなのですが、擬態相手がいない地域でのツマグロヒョウモン大繁殖の様子を見ると、擬態の意味とは何なんだろう?と滑稽にすら思えます。
メスグロヒョウモンの極端な性的二形もあり、ヒョウモンチョウ族の模様は興味深いものが多いです。

東御市在住になられるとのこと、おめでとうございます。浅間山系は高山蝶から平地の蝶まで宝庫と言えますので、きっとwakasama様もご満足いただける事かと思います。

投稿: 飯島商店 | 2010年11月11日 (木) 17時31分

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